福岡県の将棋人ブログ

はじめまして、福岡県で将棋をやっている者です。この度、ブログを開設することになりました。主に自分の指した将棋を振り返りながら、また戦型の研究、棋書の紹介もしていきたいと考えています。どうぞ、よろしくお願いします。

今年の抱負を語る

こんばんは。新年になって初めてのブログ更新です。遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。今年も本ブログをよろしくお願いします。さて、みなさんは年が明けていかがお過ごしでしょうか?私は仕事が忙しくなかなかハードな生活を送っています。(笑)将棋と向き合う時間がなかなか作れていないのが現状ですが、強くなることを諦めたわけではありません。具体的な数字の目標として、将棋倶楽部24でレート2000越えを目指すことです。2000というのは非常に高い壁なんですが、ここを突破できれば立派な有段者という感じがします。強い人とも対等に戦えるだけの棋力をつけたいと考えています。ネット将棋は主にこの将棋倶楽部24に重きを置いていこうかなと。切れ負けの将棋だと時間がなくなって終盤が雑になったりするので、あまり良くないのかなと思ったりします。丁寧に指すことを念頭に置きながら取り組んでいきたいですね。もう一つ目標を挙げるとすれば、リアルの将棋大会にできるだけ参加することです。昨年はなかなか時間を作ることができず、あまり参加できなかったので、今年はそれよりは多く参加できるようにしたいです。大会に参加することで、将棋好きの人と交流を深めていければいいなと思っています。大会に出るともちろん勝ちたいという気持ちは出てきますが、それよりも大会に出ることを楽しむという純粋な気持ちを忘れずに臨みたいものです。結果はあとからついてくるはずですw

あまりまとまりのない内容になってしまいましたが、今年も将棋を第一に(?)やっていくつもりです。ブログもなるべく更新していくつもりですので、よろしくお願いします。

リーグ戦第1局の振り返り vs 三間飛車

こんにちは。それではのりたま名人戦リーグの将棋を振り返っていきたいと思います。その前にのりたま名人戦リーグについて簡単に説明しておきたいと思います。のりたま名人戦リーグとは、棋力に応じてリーグを組んでリーグごとに戦っていくというものです。今季はA級からD級までの4つのクラスに分かれて行われました。(まだリーグ自体は終わっていませんが。)私自身初めての参加だったので、緊張していたことを覚えています。私は、B級リーグに入ったのですが、私より強い人も多くなかなか厳しい戦いを予想していましたが、何とか食らいついていければと思っていました。事前に対戦相手の棋譜を調べるなどといったことはしましたが、初手合いの人が多かったので、よくわからないところが多かったのが正直な話です。

 

 

そんな中で、あっという間に初戦を迎えました。相手の方が振り飛車ということで対策を準備してきたつもりだったのですが、、

 

 

 

 

 

戦型は居飛車三間飛車の対抗形になりました。

 

 

 

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第1図は▲79金まで

 

 

▲79金はちょっと工夫してみたんですが、普通にミレニアムか銀冠に組んでおくべきでしたかね。本譜は後手から仕掛けられて主導権を握られてしまったように思います。

 

 

 

 

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第2図は▲45歩まで

 

 

△25銀と出られると苦しいと思って▲45歩と突いたんですが、こうやるんじゃ自信がないですかね。もう少し三間飛車対策を練っておくべきでした。(笑)

 

 

 

 

 

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第3図は△34歩まで

 

 

 

ここでどう指したら良いかわかりませんでした。本譜は▲39飛と引いたんですが、△45歩から角交換になって、こちらだけ攻められる展開となって敗れました。おそらく第3図の局面は先手苦しいんでしょうね。囲いが完成していないまま、戦いが始まってしまったので、終始後手がリードしていたように思います。もう少し三間飛車の対策をしておくべきだったと思います。この後は差が広がるばかりだったので、割愛させていただきます。

 

 

 

近年、非常に人気の高い三間飛車に対する研究は必須と言えると思います。定跡を勉強したり、棋譜を並べたりして対策法を練っていきたいと考えています。

 

 

 

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。しばらくこのリーグ戦の振り返り記事になると思いますが、よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

近況

こんばんは。お久しぶりです。更新できずに申し訳ありません。2ヶ月以上ブログを書けていなかったように思います。その期間、いろいろとありまして大変でしたが、無事生存しておりました。(笑)まあ、これからも仕事など大変なこともあると思いますが、なるべく記事を書けるように努めたいと思います。以前にのりたま将棋クラブについての記事を書いたと思うんですが、そのクラブ内で行われる名人戦リーグと呼ばれるものがこの間終わりました。詳しいことは次回以降の記事で書きたいと思いますが、なかなか厳しい戦いでした。(笑)やはり将棋を勝つことは本当に大変だなと改めて感じるとともに、もっと将棋が強くなりたいという気持ちになりました。将棋は負けると悔しいもの。当たり前のことなんですが、忘れかけていた気持ちを取り戻してくれる時間になりました。

 

のりたま将棋クラブについての記事はこちらです。

 

 

 

 

 

 

hanakkokun2539.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

将棋が強くなることは一朝一夕でできるものではありませんが、日々の生活の中で少しでも将棋の勉強の時間に充てて、棋力向上に励みたいと思います。

 

 

それでは今回はこの辺で失礼します。ありがとうございました。

 

 

 

前の記事『対角交換四間飛車の実戦譜』の補足

こんばんは。前回の記事の最後に詰みがあると書いて、その手順を書いていなかったので、今回の記事でご紹介します。コメントもいただいていたのですが、はっきり言えば実戦では(というか、相当強い人でないと)この順を発見するのは困難なように思います。まして、持ち時間の少ない将棋ですので、詰ますのは容易ではありません。ただ、せっかくの機会ですので、ご紹介したいと思います。

 

 

前回の記事はこちらです。

 

 

 

 

 

hanakkokun2539.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

局面図を掲載します。

 

 

 

 

 

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第1図は▲86銀まで

 

 

 

ここで、△94玉と引くと詰みがあると書きました。

 

 

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第2図は△94玉まで

 

ここで、先手は▲85角。これで後手玉はなんと詰んでいるのです。▲85角に△84玉は▲94金までの詰み、△93玉は▲94歩△82玉▲93銀△71玉▲82金までの詰みです。なので、△同桂と取るしかありません。△同桂に対しては、▲同銀と取ります。

 

 

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第3図は▲85同銀まで

 

これに対して、△93玉と逃げるのは以下▲94歩△82玉▲93金△73玉▲82銀までの詰みとなります。ですので、△85同玉と取るよりありませんが‥‥‥

 

 

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第4図は▲77桂まで

 

 

 

桂を跳ねて、後手は△94玉か、△84玉か。他の逃げ方は簡単に詰みますね。まず、△94玉の場合を考えていきます。△94玉には▲95歩と打ちます。

 

 

 

 

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第5図は▲95歩まで

 

 

ここまでくると、分かる方もいらっしゃるのではないでしょうか。△84玉には▲94金△73玉▲85桂以下詰み。△93玉には▲85桂△92玉▲93金以下詰みです。

 

 

 

次に、△84玉の場合を考えます。▲96桂と打ちます。

 

 

 

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第6図は▲96桂まで

 

 

これが決め手になります。これには△94玉と逃げますが、▲95歩△93玉▲85桂以下詰みます。なお、△94玉のところで△93玉は▲85桂△94玉▲95歩以下詰みます。手順が長くなってしまい、申し訳ありませんが、盤に並べていただくとよりお分かりいただけるかなと思います。

 

 

 

 

まあ、▲85角のようなかっこいい手を実戦で指せるほどの棋力をつけたいということで、今回は終わりにしたいと思います。

 

 

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。次回の記事もよろしくお願いします。

 

対角交換四間飛車の実戦譜

こんにちは。久しぶりのブログ更新になります。最近なかなか忙しい日々が続いておりまして、ブログを書けておりませんでした。前回の記事が先月ということでだいぶ時間が経ってしまいましたが、久しぶりに書いていこうと思います。なお、今後もブログを続けていきますので、よろしくお願いします。(更新は遅いかもしれません。)

 

 

 

さて、今回は対角交換四間飛車の実戦を振り返ってみたいと思います。一時期の流行時よりは減ってきている印象ですが、指す人は多いので対策が必要な戦法です。

 

 

私が先手、相手の方が後手です。

 

 

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第1図は△88角成まで

 

 

戦型は角交換四間飛車となりました。以下、進めて第2図になります。

 

 

 

 

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第2図は▲29飛まで

 

 

 

長手数進めて申し訳ないですが、角交換振り飛車に対しては私は、第2図のような形で戦うことが多いかなと思います。お互い角を持ち合っているので、角打ちの隙を作らないような駒組みが求められます。

 

 

 

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第3図は△35銀まで

 

 

第2図から後手は△35歩から動いてきました。第3図の局面で私は強く指そうと思い、▲34歩と打ちました。▲36歩は△44銀と引かれた後の手が分かりませんでした。▲34歩に対して、後手も強く応戦してきました。

 

 

 

 

 

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第4図は△36歩まで

 

 

 

 

ここは、▲33歩成か▲45桂で悩みました。実戦は▲45桂を選んだのですが、どちらが良かったのかはよく分かりません。▲45桂の味がいいので、それに期待したところです。

 

 

 

 

 

 

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第5図は△62飛まで

 

 

△62飛に対して実戦では、▲23飛成と指しましたが、ここは▲69桂や▲58歩と馬取りにいく手を指した方が良かったと思います。△47馬から△38銀と両取りの筋を気にしたのですが、△38銀に対しては▲23飛成と成っておいて、△47銀と金は取られますが、▲43と〜▲53とが実現すれば、先手が良さそうなので、そのように指すべきでした。本譜は後手に勝負手を与えてしまいました。以下、数手進めて第6図を迎えます。

 

 

 

 

 

 

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第6図は△54金まで

 

 

竜取りに当てる△54金に対しては当然▲53とと寄るべきでしたね。以下、△44金▲62と△同金▲44歩の進行が考えられますが、これは先手が良いように思います。なので、▲53とに対しては、△同金▲同竜△63金と粘りにいく順も考えられますが、冷静に竜を逃げておいて先手が良いように思います。本譜は▲54竜の竜切りから▲53ととしたのですが、これはやりすぎというか危険な順でした。

 

 

 

 

 

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第7図は▲95歩まで

端攻めを敢行します。△同歩なら▲92歩から歩を叩いていきます。本譜もそのように進みました。歩の枚数によってどこから叩くかは変わってきますので、その点はご注意ください。

 

 

 

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第8図は▲86桂まで

当初からの狙い筋です。これには△85銀と受ける一手だと思います。以下進めて第9図。

 

 

 

 

 

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第9図は▲95同香まで

 

 

ここは、△96桂と打たれていたら負けていたと思います。▲97玉と逃げる一手ですが、△94歩▲同香△98金▲96玉でどうか。即詰みはないですが、生きた心地はしません。本譜は▲95香に対して△94歩と打ったので、アヤができたように思いました。以下進めて第10図。いよいよ最終盤です。

 

 

 

 

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第10図は▲86銀まで

 

 

 

この▲86銀に対して△84玉と逃げれば後手玉に詰みはなく、こちらが負けていたと思います。実戦は、△94玉だったので詰みが生じました。ただ、実戦で指した順は相手に正確に応じられていたら詰まなかったので、負けていたでしょう。△94玉と引いた局面では詰みがありますが、それはどのような手順でしょうか?私も確認しましたが、この手順は時間が少ない実戦で指すことはかなり難しいかなと感じました。よろしければお考え下さい。

 

 

 

本局を振り返って中終盤の精度をもっと上げていかねばと感じました。中盤で良くなる順を逃しているわけですから、大いに反省しないといけません。序盤戦も含めて、改善できるところは改善していきたいと思います。

 

 

 

 

今回の記事は以上となります。ここまで読んでいただき、ありがとうございます。次回の記事もよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

実戦詰将棋+α

こんにちは。ここ最近バタバタして、ブログを書けていませんでしたが、今日は少し書く時間が取れましたので、書いていこうと思います。早速ですが、まずは実戦詰将棋を出題します。

 

 

 

問題

 

 

下図の局面で、後手玉には詰みがあります。先手の立場に立って、詰ましてください。

 

 

 

 

 

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問題図は△42銀まで

 

 

これは、実戦からの出題ですが、局面だけを切り取ると、非常に易しい問題に見えてきますね。

 

 

 

 

少し簡単すぎたかもしれません、答えを発表します。

 

 

 

正解は、▲34金△22玉▲23歩△12玉▲32竜までの5手詰です。おそらく、多くの方が正解できたのではないかと思います。

 

 

 

ただ、今回一番見ていただきたいことは、これではありません。この将棋の中盤戦を少し振り返ってみます。局面図を掲載します。

 

 

 

 

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第1図は△43玉まで

 

 

さて、この局面。先手が私です。あなたは、この局面の形勢をどう判断しますか?私は、先手が指しやすい、それもかなり指しやすいと踏んでいました。玉形にも差がありますし、歩得している。それに、後手は攻め駒が働いていません。ここで、どう指すのが良いのでしょうか?私が指した手をご紹介します。

 

 

 

▲35歩△44金▲36銀

 

 

 

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第2図は▲36銀まで

 

 

 

 

手順としては、そんなに難しくないかもしれません。しかし、これにより攻めの見通しが立ちました。先手から見て、▲47銀▲37桂型というのは、よく出てくる形です。矢倉戦において、好形とされている形です。ただ、そのままでは銀が遊んでいるままです。今回のように、▲36銀と出てくることで、次に▲45銀(あるいは▲45桂)が生じています。後手はこれを防ぐ手段がありません。ここまで来ると、先手の優位は明らかでしょう。後手は、駒組に問題があったように思います。言い方は悪いのですが、中途半端という印象を受けます。しっかりどう指したいかを決めて、指すことが大切です。

 

 

 

 

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。次回の記事もよろしくお願いします。

 

ちょっとした攻めのコツ (端攻め)

こんばんは。今回は実戦から、ちょっとした攻めのポイントをまとめてみたいと思います。今回のテーマは端攻めということで、みなさんの参考になりそうな局面を挙げてみようと思います。

 

 

まずは、下図をご覧ください。なお、今回は必要と思われる部分に限って局面図を作りました。なので、違和感を感じられるかもしれませんが、ご了承ください。

 

 

 

 

 

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第1図は△82玉まで

 

 

上図は、と金を寄った手に対して、△82玉と逃げた局面。こう、と金が玉に近づいているときは攻めとしては切れにくいことを覚えてほしいです。玉を狭いところへ(今回で言えば、端)追いつめることができれば、寄せやすくなりますからね。さて、この局面。先手はどう指すべきか。私は、ここで▲71銀と打ちました。これも手筋の一着で、言うまでもないかもしれませんが、取れば▲72金までの一手詰め。なので、玉を逃げるしかないわけですが、逃げ方は二つありますね。さあ、どちらに逃げるのがいいんでしょうか?

 

 

 

 

 

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第2図は▲71銀まで

 

 

 

 

第2図のような局面って割と出てくる局面じゃないかなと思います。持ち駒とか駒の配置とかで毎回違うわけですが、今回の場合でいうなら、△92玉が正解でしょうね。先手はまだ金と歩しか持ち駒がないから、後手玉は詰みません。では、△93玉は何がまずいのか。

 

 

 

 

 

 

 

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第3図は▲95歩まで

 

 

この▲95歩がすこぶる厳しいんですよね。これが詰めろになっています。(▲94歩の取り込みから金打ちまで)なので、後手としては取るしかないいんですが。

 

 

 

 

 

 

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第4図は▲94歩まで

 

 

当然だけど、厳しい一着ですね。以下、少し進めて下の図です。

 

 

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第5図は△85玉まで

 

 

 

この局面は後手玉には詰みがないと思われるので、(間違ってたらすみません。)▲91香成くらいで受けが難しいと思います。先に▲75金と決めてしまう手もありそうですかね。何れにしても後手は受けが難しいですね。

 

 

 

 

振り返ってみますと、今回先手の持ち駒は金銀歩と少ない状況でした。こういう場合は、相手玉を狭いところに追いやるのがポイントです。やみくもに追いかけてはいけませんよ。書き忘れていましたが、仮に△93玉ではなく△92玉とされたときに▲82金などと打つのはあまり良くない手です。持ち駒が豊富なときはそれでも詰ませられるのですが、今回のように少ない場合は攻め駒不足になってしまう可能性が高いです。状況によって判断するようにしましょう。お分かりの方もいらっしゃるかもしれませんが、この将棋は対抗形の将棋で私が居飛車、相手が振り飛車でした。対抗系の将棋では、(対抗形に限らずかもしれませんが)端が急所なんですね。端攻めだけで攻めになってしまうことが多くあるんですね。みなさんにも、端攻めの感覚を感じていただいて、ご自身の将棋に生かしていただければと思いまして、今回このような記事を書いてみました。

 

 

 

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。次回の記事もよろしくお願いします。