福岡県の将棋人ブログ

はじめまして、福岡県で将棋をやっている者です。この度、ブログを開設することになりました。主に自分の指した将棋を振り返りながら、また戦型の研究、棋書の紹介もしていきたいと考えています。どうぞ、よろしくお願いします。

実戦詰将棋+α

こんにちは。ここ最近バタバタして、ブログを書けていませんでしたが、今日は少し書く時間が取れましたので、書いていこうと思います。早速ですが、まずは実戦詰将棋を出題します。

 

 

 

問題

 

 

下図の局面で、後手玉には詰みがあります。先手の立場に立って、詰ましてください。

 

 

 

 

 

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問題図は△42銀まで

 

 

これは、実戦からの出題ですが、局面だけを切り取ると、非常に易しい問題に見えてきますね。

 

 

 

 

少し簡単すぎたかもしれません、答えを発表します。

 

 

 

正解は、▲34金△22玉▲23歩△12玉▲32竜までの5手詰です。おそらく、多くの方が正解できたのではないかと思います。

 

 

 

ただ、今回一番見ていただきたいことは、これではありません。この将棋の中盤戦を少し振り返ってみます。局面図を掲載します。

 

 

 

 

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第1図は△43玉まで

 

 

さて、この局面。先手が私です。あなたは、この局面の形勢をどう判断しますか?私は、先手が指しやすい、それもかなり指しやすいと踏んでいました。玉形にも差がありますし、歩得している。それに、後手は攻め駒が働いていません。ここで、どう指すのが良いのでしょうか?私が指した手をご紹介します。

 

 

 

▲35歩△44金▲36銀

 

 

 

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第2図は▲36銀まで

 

 

 

 

手順としては、そんなに難しくないかもしれません。しかし、これにより攻めの見通しが立ちました。先手から見て、▲47銀▲37桂型というのは、よく出てくる形です。矢倉戦において、好形とされている形です。ただ、そのままでは銀が遊んでいるままです。今回のように、▲36銀と出てくることで、次に▲45銀(あるいは▲45桂)が生じています。後手はこれを防ぐ手段がありません。ここまで来ると、先手の優位は明らかでしょう。後手は、駒組に問題があったように思います。言い方は悪いのですが、中途半端という印象を受けます。しっかりどう指したいかを決めて、指すことが大切です。

 

 

 

 

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。次回の記事もよろしくお願いします。

 

ちょっとした攻めのコツ (端攻め)

こんばんは。今回は実戦から、ちょっとした攻めのポイントをまとめてみたいと思います。今回のテーマは端攻めということで、みなさんの参考になりそうな局面を挙げてみようと思います。

 

 

まずは、下図をご覧ください。なお、今回は必要と思われる部分に限って局面図を作りました。なので、違和感を感じられるかもしれませんが、ご了承ください。

 

 

 

 

 

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第1図は△82玉まで

 

 

上図は、と金を寄った手に対して、△82玉と逃げた局面。こう、と金が玉に近づいているときは攻めとしては切れにくいことを覚えてほしいです。玉を狭いところへ(今回で言えば、端)追いつめることができれば、寄せやすくなりますからね。さて、この局面。先手はどう指すべきか。私は、ここで▲71銀と打ちました。これも手筋の一着で、言うまでもないかもしれませんが、取れば▲72金までの一手詰め。なので、玉を逃げるしかないわけですが、逃げ方は二つありますね。さあ、どちらに逃げるのがいいんでしょうか?

 

 

 

 

 

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第2図は▲71銀まで

 

 

 

 

第2図のような局面って割と出てくる局面じゃないかなと思います。持ち駒とか駒の配置とかで毎回違うわけですが、今回の場合でいうなら、△92玉が正解でしょうね。先手はまだ金と歩しか持ち駒がないから、後手玉は詰みません。では、△93玉は何がまずいのか。

 

 

 

 

 

 

 

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第3図は▲95歩まで

 

 

この▲95歩がすこぶる厳しいんですよね。これが詰めろになっています。(▲94歩の取り込みから金打ちまで)なので、後手としては取るしかないいんですが。

 

 

 

 

 

 

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第4図は▲94歩まで

 

 

当然だけど、厳しい一着ですね。以下、少し進めて下の図です。

 

 

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第5図は△85玉まで

 

 

 

この局面は後手玉には詰みがないと思われるので、(間違ってたらすみません。)▲91香成くらいで受けが難しいと思います。先に▲75金と決めてしまう手もありそうですかね。何れにしても後手は受けが難しいですね。

 

 

 

 

振り返ってみますと、今回先手の持ち駒は金銀歩と少ない状況でした。こういう場合は、相手玉を狭いところに追いやるのがポイントです。やみくもに追いかけてはいけませんよ。書き忘れていましたが、仮に△93玉ではなく△92玉とされたときに▲82金などと打つのはあまり良くない手です。持ち駒が豊富なときはそれでも詰ませられるのですが、今回のように少ない場合は攻め駒不足になってしまう可能性が高いです。状況によって判断するようにしましょう。お分かりの方もいらっしゃるかもしれませんが、この将棋は対抗形の将棋で私が居飛車、相手が振り飛車でした。対抗系の将棋では、(対抗形に限らずかもしれませんが)端が急所なんですね。端攻めだけで攻めになってしまうことが多くあるんですね。みなさんにも、端攻めの感覚を感じていただいて、ご自身の将棋に生かしていただければと思いまして、今回このような記事を書いてみました。

 

 

 

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。次回の記事もよろしくお願いします。

 

 

 

 

昨日(9月1日)の問題の解答を発表します!

こんばんは。それでは、昨日出題した問題の解答を発表したいと思います。

 

昨日の記事はこちらです。ご覧になっていない方は、読まれることをオススメします。

 

 

 

 

hanakkokun2539.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

問題図を掲載します。

 

 

 

 

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第1図は△61銀まで

 

 

 

ここでの先手の次の一手は何でしょう?という問題でした。

 

 

 

 

正解は、▲72歩です。これが厳しい手です。▲72歩に対しては、玉か銀かのどちらで取るしかありませんが、銀で取ると実は後手玉は詰んでしまうのです。△72同銀以下、▲62金△82玉▲84香△83桂▲72金△同玉▲61銀△82玉▲72金△92玉▲82金打までの詰みとなります。なので、△72同玉と取るよりないですが、そこで▲84桂が痛打。▲84桂に対して△71玉とするのは▲62金が厳しい手となります。△同銀は▲72金までの詰みとなるので、逃げるよりないですが、そうすると銀を取られてしまいます。ですので、△83玉と逃げますが、▲61馬と銀を取って先手優勢です。

 

 

 

 

 

 

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なお、問題図の局面では▲84桂も見えるかもしれません。△52銀と馬を取れば、▲72金までの詰みとなります。ただ、この手自体は詰めろにはなっていません。なので、その瞬間攻められます。具体的には△78香成からです。▲84桂は甘い手になってしまいます。△78香成に対して▲同金は△76桂が、▲同玉なら△48飛と打たれてこれは逆転模様です。終盤戦においては、より厳しい手を選ぶようにしましょう。一手のミスが命取りになります。

 

 

 

 

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。次回の記事もよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

次の一手問題 (9月1日)

こんにちは。今日は実戦を題材にして、次の一手問題を出題したいと思います。

 

過去の次の一手問題はこちらです。ぜひ、ご覧ください。

 

 

 

 

 

 

hanakkokun2539.hatenablog.com

 

 

 

 

 

hanakkokun2539.hatenablog.com

 

 

 

 

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問題図はこちらです。

 

 

 

 

 

 

 

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第1図は△61銀まで

 

 

 

ここでの先手の次の一手をお考え下さい。ちょっと難しいかもしれませんが、今回はノーヒントです。

 

 

 

 

 

解答は明日発表いたします。

 

 

 

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。次回の記事もよろしくお願いします。

 

【ご報告】のりたま将棋クラブに入会しました!

こんにちは。今回はご報告です。将棋24というネット将棋アプリはご存知でしょうか?その中に公認サークルとして、のりたま将棋クラブがあります。そこで、対局や研究会を通して棋力向上を目指していくという感じです。詳しい内容等は、公式のホームページに掲載されているので、そちらに譲ります。なかなか、近くに将棋道場がないので、ネット将棋は指せても感想戦などを行うことが困難でした。将棋24ではチャット機能が付いているので、感想戦等も手軽に行うことができます。以前から興味を抱いていたのですが、この度入会させていただきました。まだ、一部の会員の方としかお話できていませんが、これから交流を深めていければと思います。どうぞ、よろしくお願いします。

昨日(8月22日)の次の一手問題の解答を発表します!

こんにちは。それでは、昨日出題した次の一手問題の解答を発表します。

 

 

昨日の記事はこちらです。まだご覧になっていない方は、ぜひご覧ください。

 

↓↓↓

 

 

 

 

 

hanakkokun2539.hatenablog.com

 

 

 

 

 

問題図を下に掲載します。

 

 

 

 

 

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第1図は△42玉まで

 

 

『ここでの先手の次の一手は何でしょう?』という問題でした。それでは正解発表です。

 

 

 

 

 

 

正解は、▲33桂成です。なんと、これで後手玉は詰んでいるんです。応手がいろいろ考えられるところなので、順番に見ていきましょう。

 

 

 

 

 

 

⑴△33同玉と応じた場合

 

これは、一番簡単です。▲51角と打つのが決め手で、それに対して、△42香などと合い駒をするのは▲24銀で詰みです。なので、▲51角に対しては、△23玉が最善ですが、それに対しては、▲24角成として、以下△12玉▲13銀△同金▲同馬△同玉▲11竜△12香(合)▲24金までの詰みとなります。なお、他にも詰み手順は考えられますが、今回紹介した手順が一番わかりやすいかなと思い、これにしました。

 

 

 

 

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後手の持ち駒は違っていますが、ご了承ください。(以下同じ)

 

 

 

⑵△33同飛と応じた場合

 

⑴に比べると、やや難しくなりますが、これも詰みます。まず、▲51角と打ちます。これに対して、△52玉と逃げるのは、以下▲41銀△同玉▲33角成△52玉▲42飛までの詰みとなります。なので、△32玉と逃げます。(△31玉と逃げた場合の詰みは後述します。)△32玉以下、▲33角成△同金(△同玉は▲24銀以下早詰み)▲31飛△23玉▲33飛成△同玉▲24銀打△42玉▲41金△32玉▲31金△22玉▲21金△12玉▲11金△22玉▲21竜までの詰みとなります。この詰まし方は詰将棋を解いている人ならおなじみの手順と言えそうです。

 

 

 

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△31玉とした場合も見ておきましょう。△31玉以下、▲33角成△41香▲42銀△21玉▲41竜△12玉▲13香△同玉(△同金は▲22飛まで)▲24銀△12玉▲22馬△同玉▲23金までの詰みとなります。最後の収束のところは、これ以外にも詰まし方があると思います。ということで、△33同飛でも詰むことがわかりました。

 

 

 

 

 

 

⑶△52玉と応じた場合

 

△33同金とした場合はこの後、調べます。△52玉とした場合は、早く詰みます。▲41銀△62玉▲51角で詰みです。

 

 

 

 

 

 

⑷△33同金と応じた場合

 

これで最後の変化になります。△33同金に対しても▲51角と打ちます。これに対して、△52玉は▲41銀以下詰むので、△31玉とします。△31玉に対してやはり、▲33角成が決め手。以下、△41香と合い駒しますが、▲21金と送りの手筋を使って△同玉に▲41竜。▲41竜に△31桂(合い駒は安い駒を使うのが鉄則です。)としますが、▲32馬として△12玉に▲22飛△13玉▲24銀で詰みとなります。

 

 

 

 

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ここまで⑴〜⑷までの変化手順を見てきましたが、いずれの変化も詰みました。ということで、この局面の最善手は▲33桂成であることがわかりました。

 

 

いかがでしたか?正解できましたか?ただ、これは蛇足なのですが、問題図は▲25桂と王手した手に対して、△42玉と逃げた局面です。そもそもなんですが、▲25桂とせずに、▲51角と打てば詰んでいました。△42香(合)は▲24銀で詰みなので、△23玉としますが、それは⑴で述べた▲24角成以下詰みます。ということなので、先に▲51角と打っていれば、明快だったということです。ちなみに実戦は▲33桂成を逃してしまったんですが、勝つことはできました。(笑)まあ、▲25桂と打った後にすぐ▲33桂成と成り捨てるのは流れの中では、なかなか難しいことです。(言い訳です‥‥‥)

 

 

 

 

 

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。変化が多岐にわたるので、盤に並べて検討することをオススメします。

 

 

 

次回の記事もよろしくお願いします。

 

 

 

ここでの次の一手は?

こんにちは。今回は、私の実戦から次の一手問題を出題したいと思います。

 

 

問題はこちらです。

 

 

 

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第1図は△42玉まで

 

 

 

ここでの先手の次の一手をお考えください。解答は明日発表します。ヒントとしては、形勢が優勢なので、どう決めるか?というところです。

 

 

 

 

過去に出題した次の一手問題をご覧になりたい方は、下の記事をどうぞ。

 

 

↓↓↓

 

 

 

 

 

 

hanakkokun2539.hatenablog.com

 

 

 

 

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定期的に、こういった次の一手問題を出題していきたいと思います。

 

 

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。次回の記事もよろしくお願いします。